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メディア

現代ビジネス掲載「米国NCAAは日本の”体育会系”を変えることができるのか?」

2019年8月20日

アメリカのNCAA(全米大学体育協会)の可能性は様々あり、日本で同様のシステムを導入しているものの、その根本的な意義については浸透していません。アメリカへのスポーツ留学がどうして魅力的なのか、現代ビジネスで読めます。

 

Alternative

 

米国NCAAは日本の”体育会系”を変えることができるのか?

 

日大アメフト部騒動に思うこと


一時帰国のために東京に到着したのが2週間ほど前。それからテレビを点けるたび、朝も夜もほとんどのニュース番組やワイドショーで日大アメフト部の「殺人タックル」問題が繰り返し映し出されてうんざりしていた。

 

今はそれが紀州のドン・ファン事件に取って代わった(それはそれでうんざりしている)が、仕事柄ミーティングを行う相手はスポーツ関係者が多いため、その度ごとに必ずと言っていいほど大学スポーツの話題に及んでいる。

 

日米の大学スポーツの違い、特にNCAA(National Collegiate Athletic Association/全米大学体育協会)が米国ではどのように機能しているのか。あるいは日本版NCAAがあれば、今回のような件も起こりにくいのではないか、という議論もたくさん出た。結論を言えば、NCAAのような組織を作ったところで根本的な解決は難しいだろう。

 

大学スポーツの歴史も違えば、スポーツに対するお金のかけ方も異なるし、参考にできることもあれば日本独自の道を探さなければならない点も多々ある。

 

photo by iSrock
今回の議論で一つだけ間違いなく良かった点は、今年度を目処に設立を目指している日本版NCAAが、大学スポーツの観戦チケット販売やテレビの放映権など商業的な側面に注目が集まっていた中、NCAAが本来の役割として”Academics”、”Well-Being”、”Fairness”という3つの柱を掲げ大学アスリートの勉学や安全性、スポーツマンシップなどを統括する組織であるという事実に目が向けられたことだろう。

 

それが果たして日本の大学スポーツに、あるいは“体育会系”と呼ばれるネガティブな状況に、どのような効力を発揮するのか、NCAAのそもそもの成り立ちや、それに関連するカンファレンスや大学内の構造などもう少し具体的に紹介していくことにする。

 

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